「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」感想。


(公式HPより引用)

[story]
魔法使いのニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は魔法動物学者として、世界中を巡っては自分の不思議なトランクに珍しい魔法動物を集めていた。ニューヨークにやって来た彼は、ふとしたことから人間のトランクと取り違えてしまったことで、不思議なトランクの中から魔法動物が飛び出してしまう。ニュートは他の魔法使いのティナ(キャサリン・ウォーターストン)やクイニー(アリソン・スドル)、人間のジェイコブ(ダン・フォグラー)と協力して魔法動物を追っていくのだが・・・。

「ハリー・ポッター」シリーズのJ・K・ローリングが、ハリーたちが使っていた魔法の教科書、「幻の動物とその生息地」を書いた魔法使い、ニュート・スキャマンダーを主人公に据えた新シリーズを、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」以降メガフォンをとっているデヴィッド・イェーツ監督により映画化。

「ハリー・ポッター」シリーズが完結したことでスピンオフ、というよりは原点回帰に近いような世界観で描かれているのが本作です。
「ハリー・ポッター」の世界で用いられていた教科書の作者ということで、時間軸的にも過去になっています。
舞台は1920年代のニューヨークで、当時の雰囲気もさることながら、まだ人間と魔法使いの住み分けも十分でないというのも本作のキモでしょうか。

そんな中、ニュートのうっかりミスで魔法動物たちが逃げ出してしまうので、それを捕まえる珍道中がメインとして描かれています。
ニュート役のエディ・レッドメインは、「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、その後も「リリーのすべて」では初めて性転換手術を受けた人という難役に挑戦したりと、そのイケメンぶりだけでなく演技力の幅も見せつけてくれていますが、本作ではさらにドジっ子属性も身につけているとなればまさに向かうところ敵なしでしょう!

が、しかし!
本作の魅力はそこではありません。

本作の魅力はまずなんといっても魔法動物たち。
不思議なトランクから飛び出した魔法動物たちは小さいものから大きいもの、おとなしいものから獰猛なものまで多種多様なのですが、その中でも特筆すべき存在は、ニフラー。
見た目は小さめのカモノハシといったところなのですが、キラキラ光るものが好きという特性があって、悪気はないけど宝石とかを拝借しちゃうんですね。
ニュートに見つかってとっさにごまかそうとオブジェみたいに固まってみたりとやることなすこと愛嬌たっぷりです。

それからボウトラックル。
こちらは小さな木の苗のような風貌ですが、活躍度で行くと魔法動物たちの中では一番かもしれません。

他のやつはわりと獰猛系のものが多いのですが、公式HPでも特集が見られますので、ぜひそちらを御覧ください。

そーしーてー!
本作一番の愛されキャラは、何と言っても!
ジェイコブです!
ニュートのうっかりによってトランクを取り違えてしまったことで、魔法動物たちの捕獲に巻き込まれる形で協力してくれる人間です。
見た目はコロッコロのおっさんなんですけどね。
彼は人間なので最初は魔法動物や魔法使いたちに驚かされっぱなしですが、気がついたらしっかりと順応していくばかりか、後半には喜々として魔法動物たちにエサあげたりしています。
逃げ出した魔法動物にデミガイズという猿っぽいのがいるんですが、こいつは臆病で怖がると透明になってしまうため捕まえるのが難しいのですが、なんか気がついたらジェイコブが抱いてた!
あっさり捕まってた!っていうシーンもあります。

ジェイコブは移民としてアメリカにやってきてパン屋を開きたいという夢を持ちながらも缶詰工場で日銭を稼ぐ暮らしをしていて、ニュートと出会った日も銀行に融資をお願いしているところでした。
当時のアメリカは好景気で多くの移民がやってきたことで移民に対する規制や法律が厳しくなりだす頃で、まさに移民のジェイコブとしても激動の波にさらされている時と言っても良いでしょう。
気がついたら魔法使いのクイニーといい感じになってるのもなんとも微笑ましいです。

魔法動物の騒動、そしてこれまで一切書いてこなかったけど、コリン・ファレル扮するグレイブスが中心となって魔法の力を利用した事件もあって、大混乱になったニューヨークの街を沈めるために、人間の記憶を消す必要が出てきます。
そうなるとジェイコブの記憶も消すことになるわけで、さてどうなるのか?

この続きはぜひ本作をご鑑賞の上、確かめてもらいたいと思います。
「ハリー・ポッター」シリーズも後半に行くに従ってダークな雰囲気が前面に出てきすぎた印象があったのですが、本作は原点回帰と言わんばかりにファンタジーの要素がかなり多く詰まっています。
それでいて「ハリー・ポッター」シリーズらしさもしっかりと持っているのは監督の力に加えて、原作のJ・K・ローリングが脚本に加わっているということも大きいのではないでしょうか。

当の原作者自身もノリノリで続編を書いているとのことで、次回作も楽しみです!とりあえずジェイコブとニフラーが出てくることを願わんばかりです。
ちなみにアメリカの公開予定は2018年の11月だとか。
ま、待てない・・・(;・∀・)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

すぷーとにく0107

Author:すぷーとにく0107
FC2ブログへようこそ!
中の人は、北海道は札幌市在住です。
映画館で年間200本は映画を観ます。
当ブログでは、映画のレビューをしつつ、勉強している心理学ネタでも書いていけたらいいなと思っています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる