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「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」感想。


(公式HPより引用)

[story]
ロンドン、キャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、フランク・ベンソン中将(アラン・リックマン)とともに、英米合同の対テロリスト殲滅作戦の指揮をとっていた。ドローン偵察機によってケニアのナイロビにテロリストたちが潜伏するアジトを見つけ、そこでは自爆テロの準備が進められていることが発覚する。パウエル大佐は即座にドローンによる爆撃を指示するが、対象が英国籍の人間ということで各方面への確認が必要になる。そうこうしているうちに爆撃対象のエリアにパンを売る民間人の少女がやってきて・・・。

ドローンや虫型カメラといった最新テクノロジーを用いた対テロ作戦を描いた軍事サスペンス。
監督は、「ツォツィ」「ウルヴァリン:X-MEN XERO」のギャヴィン・フッド。
主演は、「クイーン」のヘレン・ミレン、「ハリー・ポッター」シリーズのアラン・リックマン、「キャプテン・フィリップス」のバーカッド・アブディら。

近年のテクノロジーの発達はめざましく、それは軍事業界にとっても同様です。
その最たるものの1つがドローンで、空撮映像なんかに用いられているものも多いですが、軍事用にも利用されていて、遠隔操作によってミサイルを発射することが容易になっているのです。

ドローンを用いた戦争という題材では、アンドリュー・ニコル監督、イーサン・ホーク主演の「ドローン・オブ・ウォー」という作品があり、こちらではかつては戦闘機パイロットだった主人公がドローン操縦者として安全な場所にいて敵の見えない戦争をすることへの苦悩を描ききったものでした。

本作ではドローン操縦者だけでなく、現地で直接活動をする部隊、指示を与えるイギリスの対策本部、さらには共同作戦を行うアメリカ軍などにも焦点を当てており、それぞれの思惑や立場、状況が実に対照的に描かれています。

対策本部と現地部隊の比較

イギリスの対策本部はロンドンにあり、当然ですが一切戦火の及ばない場所ということになります。
ドローンの操作パイロットも遠隔地にいるので、戦争を肌で感じない、無機質な存在かのように感じられてしまいます。
対して、現地部隊は、現地での情報収集のために虫型の超軽量カメラなどのハイテク機器を用いてはいるものの、テロリストたちと完全に離れた場所にいるわけにはいかず、危険を冒して敵に接近するのです。
この小型カメラ操作しているときに子どもが「それゲーム?やらせて!」なんて無邪気によってくるシーンなんかは実に緊迫感にあふれています。

イギリスとアメリカの比較

かくしてテロリストの存在を把握した対策本部ですが、このテロリストが英国籍ということが問題視されます。
テロの疑いがあるとはいえ自国民を爆撃対象として良いものかという議論が持ち上がり、対策本部だけでなくその場にはいない上層部の承認も必要となっていきます。
対して、アメリカにもこの議論が持ちかけられますが、副大統領が電話一本であっさりとGOサインを出します。
このあたりの意思決定の早さの違いもまた対照的でした。


この承認に手間取っているうちに、爆撃対象としていたエリアにパンを売りにきた少女が入ってしまうのです。
ここでテロリストを殲滅しておかなければどこかで自爆テロが実行され、より多くの犠牲を出すことになる。しかし今爆撃してしまえばこの少女の命も失われることになる・・・。

この葛藤に対して、対策本部の司令官、爆撃の被害をシミュレーションする専門家、ドローンのパイロット、そして現地部隊のそれぞれがどうすべきかを考え抜いていくという展開になっていきます。

最終的にどうなるのかはぜひ本編をみて確かめてほしいのですが、実際の対テロ作戦ではこのようなことが日常的に起こっているのではないかと思わせるぐらいのリアリティーと説得力に溢れた作品でした。
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Author:すぷーとにく0107
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中の人は、北海道は札幌市在住です。
映画館で年間200本は映画を観ます。
当ブログでは、映画のレビューをしつつ、勉強している心理学ネタでも書いていけたらいいなと思っています。

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