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「ハードコア」感想。


(公式HPより引用)

[story]
あなた[ヘンリー]は、ある研究室で目を覚ました。傍らには白衣姿の女性エステル(ヘイリー・ベネット)がいた。エステルはあなたの妻で、あなたは瀕死の状態だったところからサイボーグとして蘇ったのだということを聞かされる。事態をうまく飲み込めない中、研究室が超能力を操るエイカン(ダニーラ・コズロフスキー)という男らの武装集団に襲われ、エステルが拐われてしまう。ジミー(シャールト・コプリー)という謎の男にも助けられ、あなたはエステルを探し、失われた自分の記憶を取り戻すことができるか・・・。

全編を主人公の一人称視点で描いた体感型バイオレンス・アクション。監督は、パンクバンド“バイティング・エルボーズ”のフロントマンにして、これが長編デビューとなるロシアの新鋭、イリヤ・ナイシュラー。

一人称視点で描いた作品は、P.O.V.(Point of View)と略されるように、いくつかの映画で取り入れられ話題となっています。

最初に話題になったのは、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」でしょうか。
魔女の伝説の噂を確かめるために森に入った学生の運命を描いた同作では、主人公たちが自分でビデオカメラを回していたという前提なので、彼らと一緒に森をさまよい歩くというのが疑似体験できるようになっています。

そして、「パラノーマル・アクティビティ」では、超常現象の起こる家を舞台に、その原因を突き止めるべく家の中に多数のカメラを設置し、そのカメラの映像で構成するという形になっていて、これもP.O.V.の一種と言って良いでしょう。

他にもスペイン発のホラー映画「REC」シリーズやジャパニーズ・ホラーでも「POV(ピーオーヴィ) ~呪われたフィルム~」なんて、タイトルにもPOVって入っちゃてます。

ホラー映画以外だと、突如として襲ってきた謎の怪物の恐怖を描いた「クローバーフィールド -HAKAISHA-」では、たまたまパーティーのためにビデオカメラを回していた主人公がそのままカメラを回し続けるという前提になっていますし、「クロニクル」では、超能力を身に着けた主人公たちがその記録のためにビデオカメラを回しています。

と、並べてみると話題作が多いという印象ですが、P.O.V.のメリットはやはりカメラの視点がそのまま観客の視点となるので、臨場感が出る、自分も映画の中にいるような印象になるというのが大きいでしょうか。ホラー映画で多用されているのも恐怖感を増幅させるのにつながっていますし。

ただ、これらの作品は、「登場人物の1人がカメラを持っている」「劇中に出てくるカメラの映像がそのまま映し出されている」という形なので、主人公が自分にカメラを向けることもあれば、カメラの範囲内に入り込むこともあるので、厳密な意味ではPoint of Viewではないとも言えます。
鏡などにでも映さない限り、自分の姿を自分の目で捉えることが出来ないので当然といえば当然なのですけどね・・・。

さて、本作は、完全なるP.O.V.と言えるでしょう。

主人公が気がついたら、研究室にいて、白衣の女性に話しかけられるところからスタートするのですが、自分の姿は手とか足とか、体の部分は映りますが顔は全く見えません。

事態が飲み込めないまま、この白衣の女性エステルから、彼女は自分の妻であること、自分は瀕死の重症で、体をサイボーグ化して蘇生したことを伝えられますが、その刹那、謎の武装集団に襲撃され、自分とエステルはなんとか脱出するも、エステルは敵に捕まってしまいます。

自らも敵の追手に狙われて絶体絶命のところ、謎の男ジミーに助けられるが、生命を維持するためのバッテリーが切れ掛かってると言われ・・・。

とまあ、とにかく怒涛の展開で、見ているものも一体どういう状況になっているのかも、このあとどうなるのかも全くわかりません!

主人公はサイボーグ化しており、戦闘の基礎プログラムがインプットされているので、結構強い!冒頭で記憶が無い中で敵と戦い続ける「ボーン・アイデンティティー」のジェイソン・ボーンもそうでしたが、本作では完全に超人の域です。

敵味方問わず、結構グロいシーンも多く、このP.O.V.というかF.P.S.(First Person shooter、一人称視点のシューティング、アクションゲームを指す)といった方が良いようなめまぐるしい展開に、慣れていない人はかなり酔います!(断言)

このあたりはロシアで作られているということもあるのか、とにかく容赦なしです。
監督はロシアのパンク・バンドのフロントマンで、映画自体はこれがデビュー作となりますが、自身のバンドのPV(Biting Elbows - 'Bad Motherfucker' 。PVはこちら)でも同様の視点で作ったものがあり、それを上手いこと映画に仕上げたという印象です。

音楽系の人だからか、音楽の使い方も上手で、疾走感あふれる演出はたまらない。特に予告でも流れていたQueenの「Don't stop me now」の高揚感がたまらないです!
公式のトレイラー見るだけでもアガってきますよ!
こちらからどうぞ!

出演陣も主人公が画面に登場しない代わりに、脇をしっかり固めてくれています。
エステル役のヘイリー・ベネットは昨年、「ガールズ・オン・ザ・トレイン」「マグニフィセント・セブン」で話題になった注目女優ですが、本作でも主人公の唯一といっても良い原動力の源として存在感を発揮しています。

そして主人公を助けてくれるジミーは、「第9地区」「チャッピー」などに出演した異色俳優シャールト・コプリーが演じていますが、彼の変幻自在っぷりはまさに本作の魅力となっています。
とにかくよく死ぬ。そしてまた出てくる!笑
ちょっと何言ってるかわからないと思いますが、本作見れば分かります。(;・∀・)

F.P.S.視点なので、映画好きよりもむしろゲーム好きな人が見たら思う存分楽しめるんじゃないでしょうか。
ちょうど今自分もF.P.S.として構成されている「バイオハザード7」をやっているのですが、敵から攻撃食らって消毒薬で回復するシーンは本作と完全に一致のレベルです!てか監督絶対ゲームもやってるな。

「キングスマン」「96時間」ジェイソン・ボーン・シリーズが好きな人、F.P.S.視点のゲームが好きな人にはオススメです!

上のあらすじも公式HPにならって、主人公目線で書いてみました。
ぜひご覧あれ!(^O^)/
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すぷーとにく0107

Author:すぷーとにく0107
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中の人は、北海道は札幌市在住です。
映画館で年間200本は映画を観ます。
当ブログでは、映画のレビューをしつつ、勉強している心理学ネタでも書いていけたらいいなと思っています。

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