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「SING / シング」感想。


(公式HPより引用)

[story]
コアラのバスタームーン(マシュー・マコノヒー/内村光良)は、潰れかけの劇場の支配人をしていた。彼はかつての賑わいを取り戻そうと歌のオーディションを企画する。しかし、秘書のミスで賞金額が2ケタ多くなってしまったせいで、応募者が殺到するハメに。内気なゾウのミーナ(トリー・ケリー/MISIA)、ヤマアラシの少女、アッシュ(スカーレット・ヨハンソン/長澤まさみ)、ギャングの息子でゴリラのジョニー(タロン・エジャトン/大橋卓弥)など、様々な事情を抱えた参加者たちがオーディションに挑むのだが・・・。

「怪盗グルー」シリーズや「ミニオンズ」のイルミネーション・エンターテインメントによるアニメ映画。
監督は本作が自身初のアニメ作品となる「銀河ヒッチハイク・ガイド」「リトル・ランボーズ」のガース・ジェニングス。

イルミネーション・エンターテインメントは、実は「怪盗グルー」シリーズ本編を見たことがないので、上記の「ミニオンズ」と「ペット」を見たぐらいですね。
監督の作品、特に前作の「リトル・ランボーズ」は映画少年の夢がいっぱい詰まっている作品で今も印象に残っています。
それから9年たっての本作、それもアニメということではたしてどうなのでしょう?

基本的には、潰れかけの劇場の立て直しということで、ありきたりのサクセス・ストーリーというのが骨子になっています。

ただ、そのためのバスターのアイデアが歌のオーディションを開催するというもので、劇場ならばそれぐらいの企画は珍しくもなんともないと思うので、これが起死回生のアイデアとは呼び難いという印象を最初に持ってしまいました。

その後も、賞金の記載ミスはマンガ的な要素としてあっても構いませんが、正直そこまで引っ張るネタではないと思うし、金策の手段も友だちのエディーの祖母ナナの財産を当てにするだけなので、非常に短絡的です。
そもそも主要なオーディションメンバーはお金よりも歌いたいという気持ちがあるから参加しているのだから、賞金そのものの引っ張りが不要な気がしたんですよね。

賞金1000ドルのはずが10万ドルに!→応募者殺到→賞金が1000ドルとバレる→応募者去っていく→残ったものたちで!

こんな展開にしておけばよかっただけなのになんだかテーマをぼかす役目にしかなっていませんでした。

他にも料金未払いで電気が止められたらとなりのビルから引っ張ってきたり、差し押さえで出入り禁止となって劇場にしれっと入り込んでオーディションを強行しようとしたりと、もはや法の壁を超えちゃっております。
もちろんこれもベンチャー魂みたいな感じでとらえることもできなくはないのですが、劇場の経営不振は起こるべくして起こったという印象しかありませんでした。

それでも肝心の音楽や芸術に対する耳目は肥えているのじゃないか?
そんな期待も最初のオーディションであっさりと潰えます。
キリンが背が高すぎてこちらの声が届かなかったので合格のはずが取り消しになり、なんとなく目についたジョニーの方が合格になるのです。
ビジネスセンスはおろか芸術に対する嗜好性もあまり高くないのではと思ってしまいました。

その後に、まさに文字通り、劇場は崩壊を迎えるのですが、この流れに乗れなかった自分としては、まあラストも読めるし残念ながらストーリー的に惹きつけるものはなかったということになります。

逆に、それぞれのキャラクターは非常にしっかりしていて、このオーディションに賭けるそれぞれの思いもしっかりと伝わってきます。
そして本作を彩る音楽もまた素晴らしいです。
歴代のポップシーンを湧かせた音楽が多いのですが、自分が見た日本語版でもMISIAや大橋卓弥など本業歌手の人の歌はもちろん、長澤まさみやトレンディエンジェルの斉藤さんもうまくて、そのシーンだけでも一見の価値ありです。

それだけに、ストーリーさえもっとしっかりしていれば傑作になったかもしれないと思うと残念ですね。
ディズニーが傑作を連発し続けているだけにまだまだ及ばずといったところでしょうか。
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Author:すぷーとにく0107
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映画館で年間200本は映画を観ます。
当ブログでは、映画のレビューをしつつ、勉強している心理学ネタでも書いていけたらいいなと思っています。

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