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MOVIE OF THE YEAR 2017 <<邦画編>>

またしても更新を盛大にサボっているうちに年が明けてしまいました・・・(;´Д`)

さてさて、2017年の最も印象に残った映画10本をご紹介したいと思います。
なお対象はわたくしが主に札幌(一部東京もあります)で2017年内に劇場で鑑賞した作品に限定しております。
この年に観たのは全部で273本!
いやはや我ながらたくさん見ました~。

というわけで、まずは邦画編から!


人生フルーツ

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厳密に映画ではないかもしれないけれど、極めて優れたドキュメンタリー作品だと思います。
「死刑弁護人」「ヤクザと憲法」などの東海テレビ製作ドキュメンタリーの劇場版第10弾は、90歳の建築家とその妻に焦点を当てています。2人の生き方はまさにスローライフそのものなのですが、建築に対する考え方、仕事における理想と現実の揺れ動き、そして自分たちの世代だけじゃなく子孫の未来をも見据えた生き方、どれ一つとっても素晴らしいです!
札幌ではシアターキノでまだ回数限定でロングランをしております。
未見の方はぜひ!

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夜は短し歩けよ乙女

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森見登美彦の同名小説のアニメ映画化で、監督は、「MIND GAME マインド・ゲーム」「ピンポン THE ANIMATION」の鬼才・湯浅政明。
原作が大好きすぎるので映画化されるのは正直どうなのか、と最初は思っていましたがフタを開けてみれば、原作のテイストや世界観をしっかりと維持しながらも映画ならではのオリジナル作品として仕上がっていました。
ぜひ原作ともども見ていただきたいです!

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君の膵臓をたべたい

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住野よるの同名小説の映画化。膵臓の病気で余命わずかのヒロイン・桜良と、そのことを偶然知ってしまった僕の姿を描く青春ストーリー。
とにかくタイトルのインパクトがあった原作は未読なのですが、なんともみずみずしい傑作でした。
高校生にして余命わずかということを自覚している桜良の達観したような生き方、たたずまいはほれぼれしてしまいます。演じる浜辺美波がとにかく魅力的!
一時期乱発された難病モノとは一線を画する完成度になっています。今年はアニメ化もされるようでそちらも期待!


夜明け告げるルーのうた

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東京から引っ越してきて1人音楽を作ってはネットにアップするだけの日々を過ごしていた少年・カイが、クラスメイトに無理やり誘われたバンドの練習のために訪れた島で、彼らの音楽に誘われてやってきた人魚の少女ルーと遭遇する・・・。
これまた湯浅政明のアニメーション作品です。
ファンタジー色が濃い本作こそがまさに監督の真骨頂かも。
映像と音楽の調和も素晴らしく、観ている人みんなを幸せにしてくれる映画です。




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「殯の森」「あん」の河瀬直美監督が映画の音声ガイドを作成する仕事をしている女性と、モニター試写に参加していたもうじき目が見えなくなるカメラマンとの心の交流を描いた作品。
「光」は三浦しをん原作の映画化も現在公開中ですが、こちらは河瀬直美監督の方です。河瀬直美監督は「萌の朱雀」以来カンヌをはじめ海外で絶賛されていましたが個人的には受けつけなかったのですが、本作は素晴らしかった。言葉だけで情景を伝えることの難しさ、もうじき光を失う男だからこそ見える風景、その思いが重なった時、それが一筋の光となるのでしょう。


泥棒役者

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「小野寺の弟・小野寺の姉」で長編監督デビューを飾った西田征史監督が、再び自身の舞台を映画化したのが本作です。
ひょんなことから絵本作家の家に強盗に入った主人公が、そこで編集者と勘違いされ、とっさにウソをついている間に話はどんどんこじれていき・・・。
まさに舞台劇のようなテンポの良さ、それぞれの登場人物の思惑や行動がうまいこと展開していくさまは笑って泣ける極上の展開に。
キャストも軒並み素晴らしいですが、中でも主人公の恋人役の高畑充希が絶品!まさに理想的な彼女ですよ。
ラストにも嬉しいサプライズが待っています。


帝一の國

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古屋兎丸の同名コミックの実写映画化。超エリート高校を舞台に、生徒会長になることに命を燃やす主人公・赤場帝一と彼のライバルたちの姿を描く。
これまた原作のイメージを保持しながらも、映画オリジナルの展開やストーリーのまとめ方が良い方に出ています。そして何と言っても出演陣のキャラの濃さ。それを見るだけでも十分に楽しめます。キャストは今をときめく旬のイケメンを取り揃えていながら、ジャニーズ系に頼っていないのもすごいところ。

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虐殺器官

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34歳で夭逝した伊藤計劃の原作をアニメ映画化するProject Itohの最終作は、作者史上最高傑作の映画化。
アメリカの特殊部隊に属するクラヴィス・シェパード大尉に課せられた任務は、世界各地に虐殺の種をばらまく謎のアメリカ人言語学者ジョン・ポールを暗殺せよ、というもので・・・。
原作も大好きだったので楽しみにしていた映画化ですが、どうしてもスリムアップせざるを得ない部分もあったのだろうとは思いますが、原作のイメージそのままの映像化はできているように思います。
ただ原作の方が細かいネタも多いので、ぜひ観終わった後は原作の方もお読みください。改めて若い才能が失われたことが悔やまれますね。

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暗黒女子

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お嬢様ばかりが通っている名門女子高、聖母マリア女子高等学院。その中でも選ばれし者しか入部を許されない文学サークルの会長いつみが謎の死を遂げる。その後を継いだ副会長の小百合は、彼女の死を悼み、メンバーそれぞれが創作した小説の定例朗読会のテーマを「いつみの死」にするのだが、それぞれの物語には、その死の真相を匂わせるような表現があり・・・。
イヤミスとして評判の原作だけあってなかなかの出来。清水富美加が出家前の出演ながら素晴らしい存在感を出しているだけにいろいろもったいない。

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劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き

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動物写真家・岩合光昭が世界中の猫の姿を捉えた人気TV番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」の劇場版。津軽のリンゴ農家で暮らすコトラとその一家を中心に世界の猫たちの選りすぐりの映像をまとめています。平成のどんぎつね、こと吉岡里帆の語りも優しく、徹底したネコ目線で捉えた作品には誰もが心癒されるはず。やっぱり猫が好き!(ФωФ)ノ


というわけで、2017年の邦画10本を選んでみました。
それ以外でも、ブラック企業で働く主人公が不思議な青年との交流を通して自分の人生を見つめ直す「ちょっと今から仕事やめてくる」、中学生男子のアホで間抜けで情けなくてキラキラしている青春を描ききった「14の夜」、韓国映画のリメイクで入江悠監督による大胆で挑発的なエンターテイメント作品に仕上げた「22年目の告白-私が殺人犯です-」、沼田まほかる原作で共感度0%の謳い文句に恥じない(?)クズ人間のオンパレード「彼女がその名を知らない鳥たち」なども印象に残っています。

王道コメディー系では、土屋太鳳が鳥人間コンテストに挑む姿を描いた「トリガール!」、新垣結衣扮する元天才卓球少女がうだつの上がらない元ボクサーと卓球のダブルスで再起を目指す「ミックス。」あたりは安定して楽しめる作品になっています。

例年賛否両論になるマンガ実写化部門では、今年の邦画実写作品では一番のヒットとなった「銀魂」、羽海野チカの人気コミックで将棋にすべてをかける主人公・零の姿を描いた「3月のライオン 後編」(前編は原作と比較したバランスの悪さが目立ったが後編で見事帰結)あたりは良かったですね。

そしてスウィーツ映画部門では、川口春奈扮するヒロインが一週間たつと記憶がリセットされてしまう「一週間フレンズ。」、福士蒼汰と小松菜奈主演で京都を舞台に贈るファンタジックなラブストーリー「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」、見た目からチャラいと思われる山本美月をヒロインに圧倒的な伊野尾無双が堪能できる「ピーチガール」、そして年末に公開されたばかりの、平祐奈扮するお嬢様のポジティブさにグイグイ惹き込まれる「未成年だけどコドモじゃない」なんかがおすすめです。

最後に、2017年の邦画最大のヒット作「名探偵コナン から紅の恋歌」も百人一首をフィーチャーしながらミステリーとしてもそれなりに仕上がっていてよく出来ていた印象です。


人気コミック原作の実写映画化にあたっての注意点

人気コミックの実写映画化問題は毎年触れているので、今年はどのような点に注意すれば高評価につながるのか?を中心にカイていきたいと思います。

1. 力みすぎない

ハリウッドのように映画製作に何十億、何百億と投じることができるわけではないので、極端なSFXやCGが必要となる作品は向かないでしょう。となると超大作系というよりは日常系の作品のほうが良いでしょうね。2017年だと「3月のライオン」や2018年に完結編が公開予定の「ちはやふる」などはそういった意味では適していると言えます。反対に「進撃の巨人」あたりはなかなか厳しかったように思います。

2. 長編をよくばりすぎない

原作が長く続いている=人気ということもあって、実写映画化の運びになるのは頷けますが、エピソードを欲張りすぎるとろくな結果になりません。「無限の住人」「鋼の錬金術師」あたりがまさに該当しています。また人気作となると多くのファンを抱えているので彼らに見てもらうことは重要なのですが、えてしてそうしたファンの評価は厳しいものです。「ジョジョの奇妙な冒険」は個人的には頑張っていた方だとは思いますが、原作ファンからの評判は決してよくありません。

3. 原作の再現性を大事に

「ジョジョ~」の批判としてはやはり原作と実写キャラとの違和感でしょう。これも思い入れがなければそこまで気にならないんですが、「鋼の錬金術師」でもやはりコスプレ感が否めないのは事実でした。その点、「銀魂」がうまくいったのは原作のイメージをしっかり保っていたこともあるでしょう。


スウィーツ系映画の変化

わたしはだいぶ以前からスウィーツ系映画もこよなく愛する雑食系おっさんなのですが、かつてはとにかく壁ドン!みたいな安易なノリで作られていて失笑の作品も多いのですが、最近はいろいろ考えさせられたり、感動したりするものも出てきている印象です。上記に上げた作品なんかもしれに該当します。やはり物語や設定、キャラを大切にしつつ、スウィーツテイストを足していくぐらいのバランスが良いのではないでしょうか?

How to live

2017年の作品群を見てると、生き方がテーマな気がします。
「人生フルーツ」はまさにお二人の生き方そのものですし、「夜は短し~」も奥手ながら一途な主人公の生き様が描かれています。「君の膵臓を食べたい」も余命わずかの女子高生が主人公と、まさに、人は(あるいは、ネコは)いかにして生きるべきか?を問いかけてくるような作品に良策が多かった印象です。

さてさて、心に触れる作品はあったでしょうか?
後日、洋画編もお送りします!(^O^)/
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プロフィール

すぷーとにく0107

Author:すぷーとにく0107
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中の人は、北海道は札幌市在住です。
映画館で年間200本は映画を観ます。
当ブログでは、映画のレビューをしつつ、勉強している心理学ネタでも書いていけたらいいなと思っています。

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